亜鉛に秘められたパワー
皆さん大好き必須ミネラル、亜鉛。
今回はその亜鉛に秘められたパワーを紹介する。
亜鉛は鉄に次ぐ必須微量元素で100種類を超える酵素の活性に関与し、その酵素の構造形成、維持に必須である。それらの酵素には、免疫機能、創傷治癒、精子形成、味覚感知、小児の成長など多岐にわたる。
日本人の食事摂取基準では、成人男性(女性)、9(7)mg/日の摂取が推奨されている。
(あ、ちなみにアメリカでは11(8)mg/日である。体が大きいからね。たぶん)
亜鉛が欠乏すると、
・味蕾の減少による味覚障害(味蕾を増やして未来を明るくしたいものです、、)
・精子形成の減少(男性のみなさん、これは大変)
・無月経(女性のみなさん、これは大変)
・貧血(鉄分だけでないのね、)
・皮膚炎
・免疫機能の減弱(逆に摂れば免疫機能がupし、風を引きにくくなる!)
・甲状腺機能の減弱
・創傷治癒の遅延
などがある。
ビタミンAの活性化にも関与するため、ビタミンA欠乏症を招く恐れもある。また、動物実験では亜鉛欠乏により、活動性の低下、記憶力や注意力の低下などもみられた。
色々な活動(あんなことやこんなこと♡)を精力的に行うためにも亜鉛の摂取は欠かせないことがわかる。
亜鉛の多い身近な食べ物としては、
・牡蠣
・レバー
・牛肉
・納豆
・卵
・牛乳
などが挙げられる。
肉類 | 豚レバー | 6.9 |
牛もも肉(赤身) | 4.4 | |
鶏もも肉(皮なし) | 2.0 | |
魚介類 | 牡蠣 | 13.2 |
ほたて(生) | 2.2 | |
シジミ | 2.1 | |
うなぎ(蒲焼) | 2.7 | |
大豆製品 | 納豆 | 1.9 |
高野豆腐 | 5.2 |
亜鉛を摂るメリットをまとめると
・抗酸化作用
・免疫力の増加
・髪、肌の健康
・成長、発育
・うつ状態の緩和
・生殖機能の改善
が挙げられる。
どれも、精神的、肉体的に非常に重要である。
最後に僕が摂っているサプリを紹介する。
値段が安く、おすすめ。亜鉛が15㎎入っている。
こちらは、亜鉛14㎎。マカも含まれているので、性欲が強くなりすぎるおそれも。(僕は、30分くらいで反応して、銀銀になってしまいます。きのせいかな?)
ATかMTか。あなたはどっち?
AT、MTと聞いて思い浮かべるのはなんだろう?
よほどのへそ曲がりでない限り自動車のことだとわかると思う。(そんなことない?すみません。。)
車の免許は比較的時間のある大学生くらいでとる人が多いと思う。そこで悩むのが、AT限定免許かMTかだ。
よく、MTは難しいとか、取っても使わないからATでいいとか、車のことを理解するにはMTの方がいいとかいろいろ言われる。
でもそういうのはすべて2次情報、3次情報でしかないのだ。
自分がやってみたら、案外簡単かもしれないし、楽しいかもしれないし、やっぱり難しいかもしれない。それは当事者にならないとわからないことなのだ。
だからあれこれ考えたり悩んだりしないでとりあえずやってみる。挑戦してみる。というのは大切なことなんだと思う。
ちなみに私は、はじめ全く駄目だった。
クラッチとアクセルの調節にいっぱいいっぱいでハンドル操作がテキトーになり、教官にため息つかれるぐらいであった。
でも大丈夫。普通に乗れるようになった。楽しいとまで思えるようになった。もしやばければ、ATに変更もできる。
MTを運転することで新しい興味、才能が開花するかもしれないのだ。
なんでもやってみるに尽きる。
『ダントツになりたいのなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう』
今回は、『ダントツになりたいのなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう』という本の書評を書きたいとおもう。
この本はノルウェーのメンタルコーチ、エリック・ベルトランド・ラーセンの著書である。ベルトランドは軍隊からビジネスマンを経てメンタルコーチになり、オリンピック金メダリストなどのアスリート、大企業のエリートを相手にコンサルティングを行ってきた。
そんな彼の”あなたの実力を全開にするレッスン”がこの本に書かれている。
仮にノルウェーのメンタルコーチをつけて、パーソナルトレーニングもしくはセミナーにいくとしても1時間で何千、何万とかかるだろう。それを1000円ちょいで受けることができるのだ。学生でも1時間ちょいバイトすれば買うことができる。一流のメンタルトレーナーの考えを得ることができるのだ。
この本は巷にあふれる自己啓発本の類とは一線を画している。メンタルトレーニングというと、精神論、感覚的と思われがちだがこれは違う。論理的で体系的にまとめられているから非常にわかりやすく実用的なのだ。
そして、非常にモチベートしてくる。やる気スイッチを押される感覚というと陳腐だが、そんなかんじである。読むだけでグッとくる「あの感覚」が得られた。自分の座右の書に入るであろう名著。
その内容をちょっと
人は往々にして楽な方、簡単な方を選択してしまう。自分ではどっちを選択すればいい方に向くのか分かっているのにだ。
パッと起きるか、ぐずぐずするか。
健康的な昼食をとるか、ファストフードですませるか。
夜更かししてテレビをだらだら見るか、早くベットに入って明日に備えるか。
成功する人はそういった小さな選択を正しく選んでいる。コンフォートゾーンからいかにして抜け出すのか。その方法が気になったら読んでみてください。
ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう
- 作者: エリック・ベルトランド・ラーセン
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2015/08/18
- メディア: Kindle版
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にせものクマリにクマりされたおはなし
皆さんはクマリをご存じだろうか?
しらない?
クマでも毬でもないぞ。
おそらく、クマリを知っている方は相当博識のある紳士淑女か、クイズ研究会などに入っているクイズ王か、ただのネパールマニアである。
ここで、Wikipediaから引用しよう。
クマリ(Kumari、Kumari Devi)は、ネパールに住む生きた女神である。密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、ネパール王国の守護神である女神タレージュやアルナプルナの生まれ変わりとされており、国内から選ばれた満月生まれの仏教徒の少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たす。中には初潮が来ず、50歳を過ぎてもクマリを務めているケースもある。
この写真のように、独特な化粧と赤い華やかな衣装に身を包んでいる。
クマリになるには条件があるようで、
初潮前の幼い少女が前提のほか、様々な条件が課される。
以下は32ある条件の一部である。
- 健康である (健康第一)
- すべての歯が欠けていない (歯は大切っていうよね)
- 菩提樹のような身体 (はい?ぼだいじゅのような身体ってなんだよ)
- 牛のような睫毛 (まあ、牛さんの睫毛はきれいだよね。)
- 獅子のような胸 (どんな胸よ!仮にも幼女でしょ!)
- 鹿のような脚 (美脚てこと?)
- アヒルのように柔らかく透き通った声 (ちょっとよくわからない)
- 黒い髪と目 (これはわかる)
また、身体的には怪我の跡や不自由な箇所がないことも条件であり、動物の頭部が並べられた暗い部屋に閉じ込められて耐えることも必要とされる。
(これは、自称ガイドが言っていた。動物の解体作業を見せたり、真っ暗な部屋に24時間軟禁して、声を出さなければクリアだとか)
国や国王との占星術における相性が良く、これらすべての条件をクリアした少女がクマリとなる。
(最後は運なんですね)
とまあこんな感じである。
私は、カトマンズのダルバール広場に行ったとき、その中にあるクマリの館と呼ばれる場所でクマリに会った。(見た。)
館の使者みたいな人にお布施を渡すと、チラッと館の窓からクマリが覗くのである。「生き神?ぷぷっ。そんなバカな。」って正直思っていた私も、実際に姿を現すと違うオーラを感じた。美輪明宏さんみたいな感じ。オーラの泉である。にこりともしないでこっちを見下ろしてくるのだ。後から聞いた話だが、クマリになると学校に通えないし、話してもいけないので、クマリの役割を終えたあと日常生活に支障をきたすとのことで問題になっているらしい。
ふつうに軟禁だからなあ。俺だったら逃げ出しちゃう。
とまあ、これはほんものクマリだったわけだが、にせものクマリにも会った。ローカルクマリとも言い、各地にもいるらしいが正直その線引きは曖昧で自称クマリもいるだろう。
ふらっとよったどこかのお寺だったが、おじさんに手招きされて、どう考えても怪しいが好奇心からついて行ってしまった。明らかに民家のような狭い廊下を進むと、ついににせものクマリと邂逅した。おじさんに促されクマリの前に跪く。何とも言えぬ緊張感が走った。そこで、クマリがおもむろに僕のおでこを触り、例の赤いやつをやや雑に塗りたくった。
おお、ありがたい。よくわからないが、そう思った。
するとおじさんがニコニコしながらクマリの前にあるザルを指さした。そこにはネパールルピーとドル札が入っている。
ははーん、そういうビジネスなんだあ。まあ薄々入る前から感づいていたけど。僕は言われるままに札を入れた。なんてチョロイ日本人なんだろう。こうやって観光客をカモにしているんだろうな。
こうして無事ににせものクマリにクマリされてしまったのだった。。
就活のためにTOEIC、資格勉強、留学すんのはおバカ
題名の通り。
自分が企業の人事だったら、そういう人間は取りたくない。
なぜなら、彼らは就職することを目的にしているからだ。就職することはあくまで手段にすぎない。自分の夢を叶える、自己実現をする、生活するためのお金を稼ぐなどの手段にすぎないのだ。
それなのに就職を目的に資格勉強をしたり、留学するというのは愚の骨頂。愚か者中の愚か者。うんこみたいなものだ。
それよりも自分のしたいことのためにそのプロセス、自己研磨の一環として、勉強・留学すべきなのだ。
この彼女ほしー奴と一緒なのだが、こういう人間は大切なプロセスを見逃している。結果だけを求めているとそういう短絡的な人間になってしまうのだ。
自分も気を付けます😊
[書評]極夜行
角幡唯介、『極夜行』読了。
『空白の5マイル』以来、ずっと好きな作家の新作をやっと読めた。
彼は、「探検・冒険行為の核は脱システムにある。」という。
地理的空白部がほとんどない現代で、彼がそれに代わる新しい探検のテーマとして考えたのが、極夜世界の探検だった。現代人は、昼は太陽にあたり、夜は人工光に照らされ、常時あかりの絶えないシステムのなかで暮らしているが、そのシステムの外側へ出ようと筆者は考えたのだ。末恐ろしいアイデア。そして彼は数年をかけ、実行する。
角幡さんを推したい点は、彼が非スポンサー主義であるところだ。どこかの著書に書かれていたが、スポンサーをつけてしまうと、最終的な意思決定時に自分の意思だけで行動できなくなるから、らしい。
なので、この探検の旅費、機材などもほとんど自費なのだ。私は、貧乏学生なのだが、角幡さんの本は単行本で買うようにしている。少しでも活動を応援したいなあという意思表示だ。みなさんもぜひ新品で買いましょう。読めばわかります、後悔はしないです。むしろもっとお金を払いたくなる。この探検行為はそれだけの価値があると思う。
ただ、注意が必要なのは、あまりに描写がうまいので快適な家でゴロゴロしていても自分まで極夜病のようになってしまうことだ。文体は彼の中ではだいぶ軽く、下ネタも多い。思わず声をだしてわらってしまうこともあった。基本的には何もない極夜の世界を歩く物語なので、緊張状態が続く。その中のユーモアで緊張と弛緩のバランスが心地よい。その塩梅が絶妙である。
そして最後のシーン。その感動は筆者の感動を追体験できたからこそ味わえるものだった。彼の人生を賭けた旅、それを一緒に追いかけることができた。実際にその場にいたかのように感じさせる角幡さんの表現能力の高さを改めて感じた。
とりあえず、2018年のベストはいまのところこの一冊。角幡唯介の最高傑作である。
優秀な人はバカなふりをする
能ある鷹は爪を隠すみたいな話だ。
本当に優秀な人はバカなふりをするんじゃないかと最近思う。優秀なひとは才能を見せた時に、妬まれたり、妨害される可能性があることをわかっている、というか実体験としてあるのだろう。
バカにされる分には、本人に尊厳、自信があれば、全くのノーダメージ。というか相手の人間性までみることができる。
というのは、マウントをとることで優位に立とう立とうとしてくる超男脳タイプのお猿さんとか、相手の立場、ポジションによって態度を変える打算的な狐さんとかが炙り出せるのだ。
サルでもキツネでもなく鷹になりたいもんです。